引っ越しが決まったらすぐにやること
自宅を賃貸に出すという話を先日書きましたが、家の貸し出しまでにいろいろやることがあります。
これは引っ越しの時もほぼ同様なのですが、人生10数回の転居経験からか、引っ越しとか家を貸し出すとかなると、普段はぼーっとしてる自分もなぜかスイッチが入る。
まずは引っ越しが決まったら私が真っ先にやること
ベスト5
1.引っ越し業者の手配
2.ネット環境の解約と申し込み
3.粗大ゴミの申し込み、リサイクルショップの査定手配、今はメルカリもあり
4.郵便物の転送手配
5.引っ越し先のガスの開栓
上記には書いてませんが、子供がいたら転校相談は最も重要でしょう!
これはみなさん、まず最初に焦るところなので省きました。
1.引っ越し業者の手配
なんと言っても引っ越し日を決めませんと。
それには業者相見積もりをとって安い日にやるとか自分の予定と合う業者を選ぶ等、双方程よいところに。
一括見積もりをうっかり頼んで怒涛の電話攻撃にあって恐ろしい思いをしてから私は使いません。
それでもしつこさはなく、とにかく一度にドバーッと連絡が来る感じです。
その激しさに動じない方なら、ちゃんと比較しておトクな会社を選ぶことができると思います。
東京の単身引っ越し便には東京ムービングさんが安かった経験ありなので、リピートしたことがあります。
ファミリー引っ越しには私は必ずサカイ引越センターを使ってます。
サカイ〜♪安い〜♪仕事しっかり!なのでこちらもリピート。
ドライバー指名でお願いした時に、当日はその方はほかの引っ越しに入っていたのに、合間をぬってご挨拶に来てくれました。
すごく面倒な大型家具を鮮やかな梱包と運び出しで、感動モノの仕事ぶりでした。
あと、安定のヤマトホームコンビニエンス。
特にコンテナ便に収まる程度の荷物で、かつ、遠方の場合ほどお得感が高いです。
これから一人暮らしを始めるぐらいの、あまり家財が多くない人向けです。
と、紹介していたところで気づきましたがただいま、引っ越し便の新規受付を見合わせているとか。
何か業務改善命令があったようですね。
あらら、この時期にヤマトさんが使えないのは痛い。
去年、特に3月の引っ越し業者争奪戦の中、価格もここぞとばかりに各社高値をつけていた時でも安定価格で提供していただけに、残念です。
また体制を整えたらコンテナ引っ越し便の復活を願ってます。
2.ネット環境の解約と申し込み
ネット環境は解約、申し込み、ともにスピード対応してくれないところが多いので早めに手配に限ります。でも実際に引っ越してみないとイマイチネット環境が確認できないということもありますね。
そんな時はとりあえずレンタルWi-Fiというのもありです。
3.粗大ゴミの申し込み、リサイクルショップの査定申し込み、メルカリ等
自治体の粗大ゴミの申し込みもすぐに手配。
捨てるかどうか迷っているものもとりあえずこの時点で申し込みを。
キャンセルはできるのですが、追加は再度申し込みという自治体が結構多いのです。
混んでいて思い立ってすぐに捨てることができないのでここは計画性のない私も計画的に進めます。
数年おきに引っ越してるドサ回り人生、なぜか引っ越しとなるとスイッチが入る(笑)
民間のゴミ回収はすぐ来てくれますが、結構な値段なので、数百円から高くても1200円ぐらいで済む市の回収はありがたいなぁと。
自治体によっては申し込みも代金もかからずに指定日に指定場所に捨てるだけというところも。これは自治体毎に異なるので要確認です。
リサイクルショップに来てもらって引き取り可能なものは持って行ってもらうというのも手っ取り早くて忙しいときにはオススメ。ただし、メルカリで売ったらちゃんと値段が付きそうなものも二束三文です。
あと、リサイクルショップは大型家具はよほどのものでない限りは引き取ってくれません。
売り場面積あたりの売り上げを計算してるので場所を取るものは採算が合わないと言ってました。
4.郵便物の転送手配
これは今はネットで申し込みできます。
「e転居」スマホからできます。
反映までに数日かかるので1週間前までには
手配するようにしてます。
5.ガスの開栓
インフラ系ってやる順番としては意外と優先度が低いのです。
直前でもなんとかなってしまうんですね、日本はこういうところは素晴らしいので。
ただし、ガスだけは立会いが必要だったりするので、汗だくで引っ越し作業したのにシャワーが浴びれないなんてことがあるので余裕を持って連絡しておくことが大切です。
さて、そろそろ上京して家の片付けします。
自宅を賃貸に出すあれこれ 転勤リロケーション
自宅を賃すことにしました。
転勤留守宅リロケーションです。
と言っても初めてではなくこれで数回め。
我が家は転勤族、それなら持ち家など持たない方が良いのでは、と考える人もいるかもしれません。
でもだからこそ、子供たちに「少しの間、友達と離れることになってもまた戻れるよ」と言いたかった、戻れる場所、故郷を用意しておきたかった、というのが当時の親の気持ちでした。
そしていつでも戻れるように、2、3年の定期借家契約で賃貸に出してきました。
家賃は当然のことながら一般相場よりは2割ほど安くなりますが。
定期借家や年数が経っているなど、決まりにくい物件は広告料を大家が上乗せしたら、借主さんを紹介してくださる不動産屋さんがやる気倍増になるという情報を知り、今回は試してみました。ADと言われるものですね。
その効果ありか、2日で入居者さんが決まりました。
うーん、こんなにSUMOやアットホーム等、ネットで検索することが一般的になったいまどきでも効果があるものなのでしょうか・・・それともたまたまか・・・
全くもって現金な話です。
実は私、そんなわけで時々大家にもなっていたため、宅建資格を数年前に取得してみました。
その時に仲介手数料は大家と借主さんから合わせて1ヶ月分と消費税分しかもらってはいけないと勉強しました。
なんだか実態と違うような~?
なので不動産屋さんが借主さんから仲介手数料を1ヶ月分いただいた場合は、大家は不動産屋さんへの料金は何という名目で計上されるのでしょうか。
今回の私のようにいわゆる不動産屋さんへの仲介手数料に上乗せして広告料を支払った場合は、借主さんを紹介してくださった不動産屋さんにその広告料は渡るんでしょうね。
個人的にはメルカリみたいに当人同士でやりとりできるサイトが欲しいなと思っていたらあるんですね。
ただ金額が大きいし契約ゴトは大事なことなので、そこはプロに入ってもらうとしても、これからこういうサイトが盛り上がっていくといいなと思っています。
今まではとにかく入居者さんがいい人ばかりで、それもあっていつも同じ不動産屋さんにお願いしています。
子育てしやすいように作った家、そのせいかいつも小さいお子さんがいる家族が借りてくださって。
あ、書いていて気づいた。
大家の思いを汲んでくださる不動産屋さんだからいい人を決めてくれていたのかな?
矛盾するようだけどやっぱ不動産屋さんには感謝、大感謝!
そして仲介する時の報酬、初期費用のみ支払っていますが月々の管理費は払っていません。
その代わり、家に関する困りゴトは家を建てた時の建築士さんに家賃の3%分ぐらいの価格でお願いしています。
しかしリロケーションには様々な注意点があります。
下記サイトに書かれているように、慎重なリスク管理は必要ですね。
転勤族には家はいらないのでは?についてですが・・・
子供に戻る場所、故郷・・・理由をいろいろ言いましたが、実際には子供がいるからこそ、教育費だなんだと成長と共にお金がドンドンかかるので、余程、余裕がない限りは空き家は賃貸に出さないともったいないとなるわけです。
何より親の思い通りには子供はいかず、小学校の頃に住んでいた場所に深い思い入れがあるとは限りません。
そして、親が心配しなくても一番思い出が多い場所を故郷にするような気がします。
なので「子供の戻る場所が必要だから」ということを考えて家を買うことは必要ないのかもしれません。
でも、そんな人はあまりいないかもしれない、だいたい転勤が落ちついたら買うか、買ったら単身赴任するか、どちらかが多いですよね、きっと・・・
しかしそもそも転勤族だから不動産をどうするかの前に、そもそも不動産を持つべきが、持たざるべきかについてもいろいろな本を読んだりもしましたが、今は明確に答えがないというのが私の結論。
時期、物件、場所にもよるし何より人生は人それぞれ。
だから、損得もはかれない。うちの場合は損してますが(笑)
なので持ちたい人は持つ、持ちたくない人は持たないというどっちもあり!
価値観は人それぞれ!に落ち着いています。
転勤していて思うのは、日本はどこに行っても住めば都、ひとつの土地に縛られることもない。
家族形態や年齢によっても必要な家のあり方が変わるので賃貸であれ、持ち家であれ、身軽に住み替えに対応できる柔軟性は大切かなと思っています。
話があちこちになりましたが、何はともあれ来月から入居することが決まった新しいご家族が、またあの家で思い出をたくさん作ってくれるといいなあーと思うのでした。
ブログ初心者 初スターもらったー!
福寿草は春を告げる花ですね。
これはちょうど1年前の3月16日に信州上田地方武石村の福寿草群生を訪れた時のものです。
今年も咲いていますでしょうか。
それにしてもブログを毎日更新するのって楽ではないのですね。
皆さん、すごいですねー
ブログをしている息子に、2記事書いたところで「いろいろ教えて」って電話したら「30記事書いたら言え!」と言われ、
「なんだー!ヨチヨチ歩いた赤ん坊に30歩歩いたら歩いたって言えって言ってるのと同じだぞ!」とかなんとか喧嘩になったけど、今になると息子が何を言いたかったのかなんとなくわかる。
だって続けるかどうかもわからない人に教えることないもんね。
目指せ、30記事!
と思っていたらきのうの記事にスターが初めてもらえました。
しかしスターの意味がよくわからないので自由ネコさんに教えてもらいました。
ちなみに私は自由ネコさんのブログ初心者向けの記事を読んで勉強してまーす。
うーん、半分ぐらいは理解できた。けどド初心者はとりあえずはうれしいということで、ありがとうございます。
今日はこのあたりで、日曜なので「韋駄天」を観ます。
西郷隆盛「敬天愛人」の講演会に行ってきました
今日は西南学院大学のコミュニティセンター主催の「西郷隆盛の敬天愛人」の講演会に行ってきました。
そこでの基調講演者は南日本新聞論説・編集委員であった高栁毅氏。
そして曾孫にあたる陶芸家の西郷隆文氏との対談もありました。
高栁氏は「西郷隆盛伝 終わりなき命」を連載したことをきっかけに西郷隆盛の論考を多数お持ちの方です。
西郷隆盛については内村鑑三の「代表的日本人」をはじめ、近年ではNHK大河ドラマ「西郷どん」にも取り上げられ、日本近代史において最も偉大な功績を残した人物であることは言うまでもないことと思います。
しかし本日の講演では今まで全く知らなかった西郷隆盛の真実をいくつも知ることができました。
そのうち最も印象に残ったことは、西郷隆盛は聖書を読み、そして洗礼を受けていたのではないかということです。
これにはいくつかの証言や記録があるそうです。
鹿児島藩士有馬藤太の証言は下記のように記録されているとのこと。
”西郷先生を訪問すると「日本もいよいよ王政復古の世の中なり、おいおい西洋諸国と交際せにゃならんようになる。西洋と交際するにはぜひ耶蘇(キリスト教)の研究もしておかにゃ具合が悪い。この本はその経典じゃ。よく見ておくがよい。」と言いながら書物を貸してくれた。”
それは漢文で書かれた聖書でした。
鹿児島市、川邊家38代目当主は「西郷さんは家に来て耶蘇教を教えてくれた。」と祖父の代からの言い伝えで聞かされていると証言しています。
また、横浜で牧師から洗礼を受けていたという証言もある。口外しないことを約束させ、豚3頭をお礼に差し出したとのこと、まだ関東では珍しかった豚も薩摩であれば納得。信憑性あるエピソードです。
長州征伐での講話、江戸城無血開城に象徴されるよう常に和平を志向した西郷です。
戊申戦争においても私たちが今まで知らされてきていたことも違うのではないか、再度歴史検証が必要なのではと思わされる話もいくつかありました。
陽明学の視点で書かれたと言われている佐藤一斎の「言志四録」を肌身離さず持っていたと言われている西郷隆盛にとって、「汝の敵を愛せよ」というキリスト教に興味を持ち、開国後の日本にとってその教えを学ぶ必要性を感じていたとしても不思議はありません。
最後になぜ会計ソフト「大蔵大臣」のキャラクターに西郷隆盛らしき人物が起用されているのか?
これって結構、疑問に感じませんでしたか??
はぎぷーさん、答えがわかりました!
実は、明治3年に岩倉具視に宛てた意見書の中で、西郷は「会計は経綸の一業欠くべからざるの要枢なり。・・・」と書いており、近代日本で「会計」の重要性を説いた最初の日本人とも言われていることを高栁氏から聞きました。
謎のひとつが解決です!
写真がないなどまだまだ謎も多い西郷の生涯です。
西郷南州顕彰館を一度訪れてみたいと思いました。
鎮静剤を使用して胃カメラを受けました ~最新AI画像解析に期待!~
胃カメラ体験をしたので報告します
胃カメラ検査は苦痛ではなかった
まずは慎重にした病院選び、その必須条件は麻酔をして寝て受けられるところ。
ネットで調べた時に、簡易な喉の麻酔だけで座って受けた人の中に「もう二度と受けたくない」と言っている人が何人かいたからです。
「私は鼻からは平気でしたよ」と自分の体験から助言してくださる看護師さんもいましたが、恐がりの私は鎮静剤の選択肢がある病院を探しました。
電話をし、何件めかの病院でその条件を満たしている病院に決定したのでした。
本日はまず受付を済ませると看護師との面談後、処置前にドクターの診察と説明を受け、術前の署名もしました。
このドクターがかなり経験豊富そうな先生で、私が初めて受けるとあってかとても丁寧に説明をしてくれました。
その話の中で、バリウムは40歳未満でピロリ菌がいないとわかっている人にはおすすめしても良いが、やはりカメラの精度には及ばないので、40歳過ぎたらピロリ菌の除去後でもカメラを推奨すると言ってました。
ピロリ菌がいるとこんな画像になると写真も見せてもらいました。
その後処置室に移動、そこでまず不味くも美味しくもないコップの液体を飲み、また移動してベッドへ。
心臓を下にして寝てから腕に点滴をされ、喉には麻酔のような液体を2回に分けて口から注入。
だんだん喉が腫れてくるような感覚ですが苦痛というほどのものでもない。
マウスピースをつけてもらい鎮静剤を点滴ルートから注入。
鎮静剤が腕の血管にズンズンと入っていく感じは少し痛みを感じる程度。
そしてドクターが現れ胃カメラを口から入れ始めました。
あれ?このあたりで意識が薄くなる予定では?
主人からはカメラを挿入する前には眠ってしまうから映像は見れないと聞いてたのですが、鎮静剤のためか頭はほんわりしたけれども、モニターに映し出される自分の胃の内部をずっと見ることができました。
先ほど見せられた写真と似た映像が映っていたのでピロリ菌がいそうだなーなどと考えながら見ていました。
途中、空気を入れます、とか、空気を抜きます、と言われたような。膨らませてよく見えるようにするためでしょうか。
喉と胃の中に違和感はありますが苦しさはありません。ずっと背中を看護師さんがやさしくさすってくれ、上手です、上手ですと声をかけてくれます。
これがとっても安心したので、あー子育てもこうやって優しくさすってあげることと肯定的な声掛けが大事だったな、やってあげていたのかな、なんて考えながら映像を見ていました。
意識が最後まであったことは、そのような鎮静剤だったのか、それともたまたま効きにくかったのかはわかりませんが、私としてはちょうどよい加減で、映像も確認できて良かったと思いました。
感覚としては5分ぐらいで検査は終わり、休養室で1時間ほど眠ってから、術後の診察を受けました。
結果は・・・
「ピロリ菌はいたか、または、いそうな画像です」とドクターから言われました。
子供の頃に学校帰りの途中、井戸水をよく飲んでいたので、それは予想通り。
日を改めてピロリ菌への対処として血液検査と呼気の検査をすることになりました。
その他正確な結果は後日自宅に送付されてくるとのことでした。
画像解析はAIの時代
本日の画像は診断センターに送られるのでしょうか。
早期発見のためにも胃がんの画像診断は欠かせないと言われていますが、熟練した専門医でも初期がんを発見することは難しい時もあるそうです。
しかし最近はAIによる画像診断が導入されつつあり、その正確さは100%近く!
しかもスピードも人間の比ではないそうで、医療分野でも人工知能がこのような形で取り入れられていることに驚きです。
本日の診断はAIがしてくれるのかはわかりませんが、近いうちに当たり前になるのでしょうね。
しかも最近では診察中のAIリアルタイム診断が開発されたというニュースを発見。
すごいですねー!人工知能!
乳がん、子宮がん、子宮頸がん検診に行ってきました ~母の日に検診ギフトを贈ろう~
国立がん研究センター がん対策情報センターの統計によると、子宮頸がん検診受診率がアメリカ84.5%に対して日本はどれぐらいだと思いますか?
答えは42.1%、アメリカの半分です。
乳がん検診受診率は同じく80.8%に対して41%とのこと。
50年前は50人に1人だった乳がん罹患率は今や13人に1人にまで多くなっているそうです。(6年前ぐらいなので今は12人に1人、数年で上昇!)
原因は食生活の欧米化、出産率の低下、そして何より長生きになったこともあるでしょう。
たまたま出かけた日帰り温泉の脱衣場に貼ってあった啓発ポスターで上記罹患率の事実を知ってからは毎年検診を受けるようになりました。
そして40歳半ば、はじめて受診したことを女医に告げるとこう言われました。
「恐ろしいわ、この年まで受けていなかったなんて。本日無事なら神様に幸運を感謝しなさい。」
がんは医療が進歩した現代でも恐ろしい病気に違いはありません。
私の父は昨年大腸がんで亡くなりました。
便が細くなったことを持病の循環器の定期受診で何気なく話したことから、大腸検査に至り、そこで発見された父の大腸がんは既にステージ4でした。それほど進行していながら痛み等の自覚症状は全くなく、定期的に受けていた腫瘍マーカーも全くの正常値でした。
循環器の持病もあり、また転移もあることから、手術適応ではないこと、相性がよいであろう抗がん剤の治療になるがその薬剤の副作用と平均生存期間は1年11ヶ月であること等々、誠実な医師はA4用紙2枚にわたって書かれたものを私たちに示し、きちんと説明をしてくださいました。本人がトイレに立った間に母は医師に聞きました。抗がん剤の副作用が高齢の父には心配であるため、治療をしないという選択をした場合、余命はどのくらいかと。
医師は言いました。「3ヶ月から半年です。」
83歳の父は余命以外の全ての事実を医者から直接聞き、抗がん剤治療を受けることを自分で決めました。
入院は治療の始めにした最初の数日を除けば、通院による治療であり、亡くなる直前に再度入院するまでは、畑もして、日帰り温泉にも行き、親戚と山菜採りにも行き、母とよくお寿司を食べに行き、亡くなる半年前も高速バスで上京し同窓会に参加していました。
がんが発見されてからは「面白い人生だった、我が人生に悔いなし」と言うのが口癖になりましたが、最後まで希望を捨てずに東京オリンピックを観たいと言ってました。
そして治療を始めてから2年後、父は亡くなりました。抗がん剤が効いていたのは1年11ヶ月、データ通りの期間でした。
寿命を全うしたと思える年齢近くになってがんで亡くなることはそれほど悪いことではないと思えることもたくさんあったので、そのことはまた改めて書いてみます。
それでも早期発見していればもっと生きられたかもと後悔があります。
さきほど恐ろしい病気と書きましたが、日進月歩で医療が進歩している今、早期発見できればがんは治らない病ではなくなっていると言われています。
だから現役でがんばっている世代ほど、自分のため、大事な人のために検診に行くことをおすすめいたします。
特に子育てしているお母さん!自分のために裂く時間がほとんどないこともとってもよくわかります。
私もそうでした。
子供たちのためにも絶対に検診を受けた方がいいんだってわかっていても、ついつい後回しにしてしまうんです。
そこで・・・母の日にカーネーションと一緒に検診ギフト券をプレゼントされたら行くのではないかしら、そういう商品ないのかなって調べたらありましたので2つご紹介します。
からだ検診ギフトカード
マーソギフト券
上記まだ、地域が限定的、医療機関も限られているようですね。
購入の際はそのあたりを確認してからにしてください。
ここまできて、もしかしたら病院が独自に販売しているギフト券なんていうのもあるかも!と調べたらありました。例えば下記は福岡県飯塚市の病院です。
というわけでお近くの病院でも販売しているかもしれませんね。
しかし何より国民健康保険で対象年齢の方は自治体の検診を有効利用しないテはありません。
私の自治体では自治体で実施している基本+がん検診を全て受けても7000円弱です。
そんなわけで失業中の私は市の検診を初体験するに至っております。
最後に
検診50%を目指し集中キャンペーン中の厚生省のキャラクターを見つけました。
雁と癌、検診と(上杉)謙信をかけたそうです~
注意欠陥障害?若年性認知症? ~認知症チェック~
きのう、胃カメラが受けられなかった事件もあり、最近うっかりミスが増えているような気がして仕方ありません・・・
先月のこと
父の仏壇にお供えしてもらうため、バレンタインに間に合わせようと朝イチに郵便局から田舎の母にチョコレートを速達レターパックを送った。
ところがその日の午後イチ「ピンポーン♪」と我が家に郵便屋さんが来て、
「お届けものでーす」と元気のよい配達員さんから渡されたものは・・・
今朝、私が母に送ったレターパック!
えーーー!
確かに早い!!
でも違うのーーー!
宛先と送り主の記入欄をアベコベに書いてしまったのです。トホホ・・・
ネットで簡易診断
大事な書類のしまい場所を忘れてしまったことも続き、もろもろにわかに心配になって先ほど下記のサイトの診断を受けてみました。
結果は96点。
マイナス4点は記憶の部分、しかし勘が冴えたこともあり、今のところは問題ないらしい。
加齢による物忘れとおっちょこちょいがひどくなってるのかもしれない。
しかし認知症は医療の進歩もあり、他の疾患と同じく早期発見が大切だと言われているので度々チェックしていこうと思います。
おっちょこちょいと言えばもう本当にエピソードには事欠かない。
今でこそ「天然」という優しい言葉で置き換えてくれる人が増えましたが、中学生の頃には先生に「頭のネジをお母さんのお腹に置き忘れたんじゃないか」と言われ、繊細な思春期にちょっと傷ついたことを思い出します。
でも確かに忘れ物は多かった
小学生の頃、バス遠足では帰りの車内に3年連続水筒を忘れ、今年こそは絶対に水筒を忘れないぞ!と気をつけてバスを降りたらカッパを忘れていたり。
自分には注意欠陥障害の傾向があるのでしょうね・・・
結婚生活20数年、子供3人もなんとか自立し、子育てしながら仕事もしてきました。
家族や友達、同僚にもたくさん迷惑をかけてきた・・・
笑って許してくれる程度のこともたくさんあったけど、ごめんで済むなら警察いらない!と駐車スペースを勘違いして本当におまわりさんを呼ばれて、オバサンにめっちゃ怒られたこともあります(汗)
まだまだたくさんありましてそれはまたおいおい。
スマホのカレンダー機能も使ったりしてスケジュール管理はしていますが「さっきまで覚えていたのに忘れる」には「博士が愛した数式」のように付箋を使うとかアナログな工夫も必要でしょうね。
こんな私が年齢を重ねていくと何が起こるのでしょう。
忘れないで書いていきます。
余談ですが
「博士が愛した数式」は風景がとても懐かしく私の原風景に似ていると感じ、調べてみたらやはり故郷の信州で撮影されたものでした。
数式の美しさというのは私にはよくわかりませんが、清々しさとなんとも言えない余韻を感じる素晴らしい映画だと思います。