モリミエの雑記帳

子育て卒業!50代主婦の日常

自宅を賃貸に出すあれこれ 転勤リロケーション

 

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自宅を賃すことにしました。

転勤留守宅リロケーションです。

と言っても初めてではなくこれで数回め。

我が家は転勤族、それなら持ち家など持たない方が良いのでは、と考える人もいるかもしれません。

でもだからこそ、子供たちに「少しの間、友達と離れることになってもまた戻れるよ」と言いたかった、戻れる場所、故郷を用意しておきたかった、というのが当時の親の気持ちでした。

そしていつでも戻れるように、2、3年の定期借家契約で賃貸に出してきました。

家賃は当然のことながら一般相場よりは2割ほど安くなりますが。

 

定期借家や年数が経っているなど、決まりにくい物件は広告料を大家が上乗せしたら、借主さんを紹介してくださる不動産屋さんがやる気倍増になるという情報を知り、今回は試してみました。ADと言われるものですね。

その効果ありか、2日で入居者さんが決まりました。

うーん、こんなにSUMOやアットホーム等、ネットで検索することが一般的になったいまどきでも効果があるものなのでしょうか・・・それともたまたまか・・・

全くもって現金な話です。

 

実は私、そんなわけで時々大家にもなっていたため、宅建資格を数年前に取得してみました。

 その時に仲介手数料は大家と借主さんから合わせて1ヶ月分と消費税分しかもらってはいけないと勉強しました。

なんだか実態と違うような~?

なので不動産屋さんが借主さんから仲介手数料を1ヶ月分いただいた場合は、大家は不動産屋さんへの料金は何という名目で計上されるのでしょうか。

今回の私のようにいわゆる不動産屋さんへの仲介手数料に上乗せして広告料を支払った場合は、借主さんを紹介してくださった不動産屋さんにその広告料は渡るんでしょうね。

 

個人的にはメルカリみたいに当人同士でやりとりできるサイトが欲しいなと思っていたらあるんですね。

ただ金額が大きいし契約ゴトは大事なことなので、そこはプロに入ってもらうとしても、これからこういうサイトが盛り上がっていくといいなと思っています。

 

uchicomi.com

 

今まではとにかく入居者さんがいい人ばかりで、それもあっていつも同じ不動産屋さんにお願いしています。

子育てしやすいように作った家、そのせいかいつも小さいお子さんがいる家族が借りてくださって。

あ、書いていて気づいた。

大家の思いを汲んでくださる不動産屋さんだからいい人を決めてくれていたのかな?

矛盾するようだけどやっぱ不動産屋さんには感謝、大感謝!

そして仲介する時の報酬、初期費用のみ支払っていますが月々の管理費は払っていません。

その代わり、家に関する困りゴトは家を建てた時の建築士さんに家賃の3%分ぐらいの価格でお願いしています。

 

しかしリロケーションには様々な注意点があります。

下記サイトに書かれているように、慎重なリスク管理は必要ですね。

 

www.homes.co.jp

 

転勤族には家はいらないのでは?についてですが・・・

子供に戻る場所、故郷・・・理由をいろいろ言いましたが、実際には子供がいるからこそ、教育費だなんだと成長と共にお金がドンドンかかるので、余程、余裕がない限りは空き家は賃貸に出さないともったいないとなるわけです。

何より親の思い通りには子供はいかず、小学校の頃に住んでいた場所に深い思い入れがあるとは限りません。

そして、親が心配しなくても一番思い出が多い場所を故郷にするような気がします。

なので「子供の戻る場所が必要だから」ということを考えて家を買うことは必要ないのかもしれません。

でも、そんな人はあまりいないかもしれない、だいたい転勤が落ちついたら買うか、買ったら単身赴任するか、どちらかが多いですよね、きっと・・・

 

しかしそもそも転勤族だから不動産をどうするかの前に、そもそも不動産を持つべきが、持たざるべきかについてもいろいろな本を読んだりもしましたが、今は明確に答えがないというのが私の結論。

時期、物件、場所にもよるし何より人生は人それぞれ。

だから、損得もはかれない。うちの場合は損してますが(笑)

なので持ちたい人は持つ、持ちたくない人は持たないというどっちもあり!

価値観は人それぞれ!に落ち着いています。

転勤していて思うのは、日本はどこに行っても住めば都、ひとつの土地に縛られることもない。

家族形態や年齢によっても必要な家のあり方が変わるので賃貸であれ、持ち家であれ、身軽に住み替えに対応できる柔軟性は大切かなと思っています。

 

話があちこちになりましたが、何はともあれ来月から入居することが決まった新しいご家族が、またあの家で思い出をたくさん作ってくれるといいなあーと思うのでした。